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突然、金襴(きんらん)の袈裟を脱いだ 一休宗純禅師((いっきゅうそうじゅん:一休さん)

2018.03.15(00:01) 3861

【クメール】
  突然、金襴の袈裟(きんらんのけさ)を脱いだ 一休宗純禅師((いっきゅうそうじゅん:一休さん)



ある日、一休さん(一休宗純)を訪ねて一人の男がやってきた。
「私は京都の高井戸と申す長者の使いです。
突然ではございますが、明日は大旦那さまの一周忌でして、ぜひ禅師さまにお勤めをお願いしたく思い参じました」
取次の僧がその旨を宗純に伝えると、では伺うことにするから時刻を訊いておいてくれとのこと。
その返事を聞いて安心した使いの者は、頭を下げるとお寺を後にした。

使いの者が去って
陽が傾き、夕闇が辺りを包みはじめた頃、高井戸家の玄関先に、一人のみすぼらしい格好の男が現れた。
泥だらけの薄汚れたぼろを着て。
「どうぞ、お恵みを……」
男は哀れな声で両手を差し出し物乞いをした。

玄関に立つ高井戸家の使用人たちはそれを聞くと、
「だめだ、お前にやるものなどない。さっさと立ち去れ」
と、男を追い返した。
「僅かばかりでかまいません。どうか、どうか…」
男はなおも両手を差し出す。
「うるさい、帰れと言っておるのがわからんのか!」

やがて騒ぎは家の中にまで聞こえ、とうとう若主人が家の中から出てきた。
「おい、何をしている。早くこいつを追い返さぬか。去らぬのなら叩き出せ!」
使用人は命じられたとおり
男を叩きつけ蹴り倒し、最後には往来に放り捨てた。
そして固く門を閉ざしてしまったのであった。

その翌日、一休さん(一休宗純)は煌びやかな金襴の袈裟(きんらんのけさ)をまとい、約束の時刻に高井戸家に赴いた。
玄関先には大勢の人が集まり、主人ら一族郎党は紋服姿で宗純を出迎えていた。
主人は宗純の傍に歩みより丁重に頭を下げた。
「本日はようこそおいでくださいました。さあ、こちらへどうぞ」

先導をするように招く主人であったが、一休さん(一休宗純)は足を動かさなかった。
「こちらでございます。さあどうぞ」
再度招くも、それでも一休さん(一休宗純)は微動だにしない。
「わしはここで結構じゃ」
「えっ、いや、お上がりいただきませぬと、お勤めいただくことができませぬゆえ…」
「ここで結構。わしにはここが身分相応なのじゃ」

一休さん(一休宗純)は玄関先に敷いてあったむしろの上に腰を下ろし、立ち上がろうともしなくなった。
主人はさすがに苛立ちを隠しきれず、宗純の手を引いて立たせようとする。
すると、宗純はその手を払いのけ、
「それほど招き入れたければ、この金襴の袈裟を仏間に持っていきなされ。
わしは人に足蹴にされるようなもので有り難いものではないからのう。
玄関先のむしろの上で十分じゃ」

怪訝な表情をする主人らを、宗純は皮肉そうな笑みを浮かべて眺めた。
「ご主人、昨日の黄昏れ時にみすぼらしい男がやってきたじゃろう。あれはわしじゃ。
昨日は散々叩かれ蹴られ、今日は手厚くもてなされ。一体これはどういうわけじゃ。
昨日のわしと今日のわしとで違うところはこの金襴の袈裟。
されば、この袈裟を招き入れればよいのが道理ではないか」

これを聞いた主人らは、一様に言葉を失った。
一休宗純禅師といえば、将軍や多くの大名から尊敬される傑僧であり
後小松天皇のご落胤ともいわれている高僧です。
そのような人物にむかって昨日のような非礼無礼を浴びせてしまったのかと思うと、ただただ顔が青ざめるばかりであった。

宗純は乾いた笑い声を響かせると、着ていた袈裟や法衣を脱いで笑顔で言った。
「法事はこの袈裟と法衣に頼みなされ。そのほうが功徳もあるじゃろうて」
そして何の屈託もなく軽やかに立ち上がると、すたすたと寺へ帰っていった。
  ≪以上参考情報 : http://www.zen-essay.com/entry/ikkyu-soujyun より≫



【クメール】より
  身なりが貧しいというだけで人を蔑視してしまう
また身分や職位や地位の高低、氏素性で人を見下したりしてしまう
  言われてみればいちいち言葉が心に沁みるが
ついつい見下している自分に案外気づかなかったりするものだから
  一休禅師のエピソードで 自分を戒めねばと 改めて思った次第m(_ _)m

一休さんは でもなぜ法事の前日の夕方にわざわざ長者宅の様子に赴いたのか?
  善人か悪人か見定めるためか?
それとも身なりで人を判断してはいけないと戒めるためなのか
  真偽のほどは不明だが この後長者も反省したのなら
めでたしめでたしではあるが 不自然な成り行きゆえ
  後世の人への戒めの為の事後の創作ではとも思う次第



  【クメール】
    突然、金襴の袈裟(きんらんのけさ)を脱いだ 一休宗純禅師(一休さん)




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コメント
りらさん
コメントありがとうございます。

> 一休さんのお話し
> 興味深く拝聴させて頂きました
> 私の知らないお話しです
> 知るべきお話しでもありがとう
> 何時も貴重なお話しを聞かせて頂き有難う御座います
 ⇒ 一休さんのエピソード、びっくりするような話が沢山あります
  後小松天皇のご落胤であり天性の才能、知性溢れた人物のようですね
  人生や出生の悲喜劇を小さい頃から実体感され
  若くして人生を悟ってしまいその境地でのエピソードがありますね
  今も学ぶべき言葉が多く敬服している禅師です
  
りらさん
人生足掻いてもどうにもならぬ
なるようになる 一休さんもそう悟っておられたようです
それぞれの人生 自分スタイルで豊かにエンジョイしましょう~♪
いつもありがとうございます。
【2018/03/19 21:46】 | クメゼミ塾長 #LCCNbXwA | [edit]
一休さんのお話し
興味深く拝聴させて頂きました
私の知らないお話しです
知るべきお話しでもありがとう
何時も貴重なお話しを聞かせて頂き有難う御座います
【2018/03/15 19:03】 | りら #sSHoJftA | [edit]
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